資料NO. :  54
資料名  : 千葉県連絡会通信 2004年11月号
制作者  : 千葉県連絡会事務局
制作日  : 2004年11月1日
2004年11月1日発行「百万人署名運動全国通信」第84号 付録
とめよう戦争への道!百万人署名運動
千 葉 県 連 絡 会 通 信
Web版
2004年11月号より 
発行責任:県連絡会事務局

 

全国から小さな流れを集めて大きなうねりに!!
子どもは「お国」のためにあるんじゃない!
教育基本法の改悪をとめよう!11.6全国集会
11月6日(土)開会13:30 東京日比谷野外大音楽堂
主催:教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会 パレード(16時頃出発)


大失業と戦争に立ち向かう労働者の国際的団結!!
闘う労働組合の国際連帯ネットワークを!
11.7全国労働者総決起集会
11月7日(日)開会12:00 東京日比谷野外大音楽堂
アメリカから:ILWU代表など 韓国から:民主労総ソウル本部
連帯挨拶:百万人署名運動 小田原紀夫さん ほか 集会後デモ


 大統領選挙を目前に、アメリカの労働者は「百万人労働者行進(MWM)」を大成功させたそうです。韓国では、厳しい情勢の中で11月ゼネストに向けた運動が進んでいます。
 一方、日本の小泉政権は、武器輸出解禁に動き始めた財界・経団連の意向をうけて「郵政民営化」とともに、米軍の戦力再編とも連動した「戦争」体制作りを続けています。12月に閣議決定される「防衛計画大綱」では、海外派兵・テロ対策を自衛隊の本務と位置づけ、その司令部となる「中央即応集団」を新設するとしています。(l0/17「東京新聞」)
 私たちは日比谷野音での二集会を大成功させ、アメリカ・韓国の反戦勢力と連帯し、ブッシュ−小泉の「帝国」戦争政策を完全にたたきつぶしましょう。
 

戦争を止めるため 今度こそ百万筆を
「教育基本法署名」 277筆 (10/16)


 新バージョンができました。
 協力団体名前入りの署名用紙を再度お届けします。
 先月送りました用紙でさっそく事務局に署名を送ってくださった皆様、ありがとうございました。署名用紙はこれからも協力団体が増えていって、さらにバージョンアップされるかと思いますが、しばらくはこの用紙で「イラク派兵・憲法改悪 NO!私たちは日本を『戦争をする国』にする教育基本法改悪に反対します!」の署名をどんどん集めてください。すでに送ってくださった方も可能でしたらさらに周りの方によびかけてください。1枚で足りない方はコピーしてください。

 サマラ、ファルージャ、サドルシティ、人々の必死の抵抗に追いつめられ、アメリカ軍はこれまでにも増して残虐な無差別爆撃をくり返しています。サマラでは、8時間の爆撃で、3万9千個のクラスター爆弾と1万8千個のナパーム弾を投下したといわれています。そしてブッシュも小泉も、まだ「この戦争は正しい」と居なおっています。
 絶対に許すことはできません!この怒りを集会にデモに、そして署名に表しましょう。

 教育基本法改悪は、「戦争」直結のそして歴史を冒涜する攻撃です。いくら有事法制を作っても、どんな兵器を持っても、「お国のため」進んで戦地に行く人間がいなかったら、戦争はできません。個人の尊厳を墓礎にした教育墓本法を「義勇公ニ奉ジ」の『教育勅語』に変え、「忠君愛国」の軍国少年・少女を育てる学校教育をさせようという「改正」派の国家主義的なもくろみを木っ端みじんにしてやりましょう。

 新たに加わった仲間と共に、今度こそ1OO万筆の署名を集めようではありませんか。まず自分の1筆から、大きな流れを作り出してゆきましょう。


1.活動報告


(1) 〜省略〜

(2) 賛同しました。

 @全国リレー派遣・行動船調達のための辺野古緊急カンパ   3口 3000円
 A11・6教育法集会 新聞意見広告(10月末 「朝日」予定 3口 3000円
 
(3) 〜省略〜

習志野、木更津が自衛隊海外侵略の拠点に!!


 12月閣議決定される新「防衛計画大綱」を受けて、防衛庁は、国内テロや海外派兵などの緊急展開を主任務とし、専門隊員約200人の「国際待機部隊」も持ち、その司令部となる「中央即応集団」を陸自朝霞駐屯地内に新設することを決定した。自衛隊は専守防衛から大きく軸足を移すことになる、と1O/17「東京新聞」が報じています。

 この指揮下に、習志野の第一空挺団(パラシュート部隊)と特殊作戦群(対テロ部隊)と、大型輸送ヘリCH47を持っている木更津の第一ヘリコプター団が入るのだそうです。

 先にこの「特殊作戦群」が新設されたときに、私たち千葉県連絡会は習志野駐屯地に、その侵略的性格を懸念し抗議・新設中止の申し入れを行いました。私たちの予想が現実化しつつあります。新「防衛計画大綱」は、「テロ」対策を口実に、自衛隊が世界のどこまでも出かけていって、事を起こし戦争の火種をまき散らす、まさにそういう攻撃的「軍隊」としての本質をあらわにし始めたもの、といっても過言ではないでしょう。

 その最先頭で「敵地」へ乗り込む攻撃部隊が空挺団、ヘリ部隊、特殊作戦群であるわけです。日本が再び戦争を始めるとき、その拠点は習志野と木更津になる。これは論理の必然ともいえます。そして千葉には、民間空港だと言い、農民や反対運動を暴力的に排除して造られた成田空港があります。しかし有事法制で、空港の軍事使用もありうることをおおっぴらに認めていますから、「軍事使用はない」は空手形になってしまいました。それどころか、すでに、米軍や自衛隊の移動に民聞航空機が使われているのですから。

 沖縄国際大へのヘリ墜落で、辺野古を始め、沖縄の基地反対運動は高揚しています。しかし、注意しておきたいのは沖縄の反基地運動は、「被害者」意識だけで成り立っているわけではないという点です。自分たちの土地から飛び立った飛行機がベトナムで、イラクで爆弾の雨を降らせていることへのいたたまれなさ、人としての罪責感が、辺野古のオジイ、オバアを座りこみに駆り立てているんだと、聞いたことがあります。

 千葉にも、軍事空港反対、農地死守を掲げて、悪らつな過激派キャンペーンにも負けないで、30数年闘ってきた三里塚の農民がいます。これらの闘いにも深く学びながら、千葉の地が侵略の出撃拠点となることを阻むことができるような大きな運動を作り出さなければなりません。それも、そうゆっくりはしていられない情勢です。できるところから行動を起こしましょう。

   インフォメーション 11月   〜略〜


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掲載:2004/11/08